海外エンタメジャーナル by Sam

海外ドラマが好き過ぎてエンタメ業界に入ったSamが、海ドラの感想やセレブニュースについて綴るブログです。

『ハノーバー高校 落書き事件簿』(アメリカを荒らす者たち)感想:バカだけどシリアス、傑作モキュメンタリー

先日、Netflixで配信中の『ハノーバー高校 落書き事件簿(原題:AMERICAN VANDAL)』を一気見しました。

ハノーバー高校落書き事件棒

http://www.imdb.com/title/tt6877772/

『殺人者への道』と『13の理由』ミックスしたようなモキュメンタリー(ドキュメンタリー風のフィクション)で、高校で職員の車に『男性器を描いたのは誰か?』というおバカな謎を軸に全8話が上手に構成されています。

 

ハノーバー高校 落書き事件簿』シーズン1 あらすじ

高校の職員駐車場で27台の車に男性器のいたずら書きがされる事件が起きる。学校のトラブルメーカーであるディランが容疑者として上がり、無実を主張するも1人の生徒の目撃証言を基に停学になる。ディランは日常的に男性器のイラストを描いており(笑)、誰の目からも彼の犯行に思えたが、同じ高校のピーターがいたずら書きとディランの絵との相違点に気づき、真相を探るため本格的な調査を開始しドキュメンタリーに収める。

 

ハノーバー高校 落書き事件簿』シーズン1 感想

真相を知りたいのはもちろん、毎回気になる終わり方(例えば、第1話のラストではディランの目撃証言をした生徒アレックスの信頼性を欠く事実が発覚。)をするので、自然と次のエピソードに進んでしまい、あっという間に見終えてしまいました。
この作品には、スクールカースト、学校の陰謀、キャラの立った先生など、学園モノ定番要素が含まれるのと同時に、SNSや動画配信などを巧みに使い、現代の若者のネット依存っぷりをかなりリアルに表現しています。例えば、ディランと仲間たちが投稿するYoutube動画とか、犯人を予想する高校生たちのハッシュタグの使い方とか、思わず「あー、あるある」と声に出してしまいそうなほど。
これだけ沢山の要素を盛り込んでもやり過ぎ感はなく、まるで本物のドキュメンタリーのように自然。制作側は高校生たちのSNSの投稿をかなり研究したみたいです。
また、何よりその自然さを作り出したのは脚本と役者
「TVドラマの台詞」ではなく、ぎこちなさのある、実際に子供たちが話すような会話を意識して脚本を書き上げたそうです。加えて若い役者たちの演技力が素晴らしいので、これまた「あー、いるいる、こういう奴!」と何度も思わせられました。
テーマが軽く、短く上手くまとまっているので、暇だし何か観ようかなーって時にオススメの作品です。

因みにシーズン2制作の可能性もあり、その場合は全く別の設定になるようです。(ラストに納得いかなかった方、残念!)

 

(9/8追記

2018/9/14より、シーズン2配信開始です!

次はハノーバー高校ではないので、タイトルは「アメリカを荒らす者たち」になります。(最初の邦題ダサ過ぎたから良かった…)