海外エンタメジャーナル by Sam

海外ドラマが好き過ぎてエンタメ業界に入ったSamが、海ドラの感想やセレブニュースについて綴るブログです。

『NYガールズ・ダイアリー 大胆不敵な私たち』シーズン1第1・2・3話感想:ミレニアル世代に捧ぐ、オシャレでパワフルなガールズドラマ!【ネタバレ有】

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Instagram / The Bold Type

ついに日本上陸しました、The Bold Type...邦題『NYガールズ・ダイアリー 大胆不敵な私たち』!

2017年にアメリカで放送されてから、日本に来ることを密かに期待しておりました。

邦題はいまいちピンと来ないのですが、原題の『The Bold Type』は、文字フォントの「ボールド(太字)」と「大胆」という2つの意味を掛け合わせたもの。

まさにその言葉を体現したかのような、雑誌社で働くパワフルなミレニアルズが主役のドラマです。(米コスモポリタン誌のジョアンナ・コールズ元編集長の半生をベースにしています。)

本国ではすでにシーズン2まで放送されていますが、日本ではHuluにて12/7〜シーズン1配信開始。(毎週金曜1エピソード更新)

初回は1~3話までリリースされたので、3エピソードまとめて感想を書かせていただきます!

※以下、『NYガールズ・ダイアリー 大胆不敵な私たち』シーズン1 第1~3話のネタバレが含まれます。 

『NYガールズ・ダイアリー 大胆不敵な私たち』シーズン1第1・2・3話:ざっくりなあらすじ【ネタバレ】

人気女性誌「スカーレット」の編集部で働く、ジェーン、キャット、サットンは親友同士。

3人はアシスタントとして経験を積み、ジェーンはライターに、キャットはSNSディレクターに昇進。

1人アシスタント止まりのサットンは、部署の異動を考え始める。

カリスマ編集長のジャクリーンは、大物でありながら新人ライターのジェーンにアドバイスをするメンター的役割も果たす。ジェーンは試行錯誤しながら、自身の体験をもとに執筆する。

キャットは、記事の掲載を断ったイスラム教徒でレズビアンのアディーナを説得しに行き、思いがけず彼女に惹かれていく。

サットンは役員の男性と秘密の関係を築きながら、キャリアアップに向けて始動する。

『NYガールズ・ダイアリー 大胆不敵な私たち』シーズン1第1・2・3話:感想【ネタバレ】

「NYで仕事を頑張る女性たち」や「ファッション誌の編集部」といった題材になると、SATC、プラダを着た悪魔、アグリー・ベティ…など既に成功した作品がいくつもあるので、

その中で個性を発揮できるかどうか?というのが重要な課題になってくると思います。

本作に関していうと、このジャンルに求められる華やかさアリ、若干のチープさ(良い意味で)アリ、

そこに意外性現代的な要素をプラスしたことで、また新たな地位を確立できたのではないでしょうか?

 

まず何が意外かいうと、この手のドラマでお決まりの意地悪キャラが1人も出てこない!

今後登場する可能性はありますが、メインキャラは皆ナイスな人ばかりです。

編集長のジャクリーンは、アナ・ウィンター的な鬼のボスではなく、新人ライターに的確なアドバイスをするザ・理想の上司。

友人たちはフレネミーでもライバルでもなく、別の分野でキャリアを積み、互いを応援し合う良い関係。

おまけに、サットンが内緒で付き合う重役のリチャードも、彼女のキャリアアップを応援する純粋にいい人…と、1~3話を見る限りでは、ややこしい人間模様はなし。

それよりも、ひたすら主人公たちがポジティブに前進する姿を描いていてGoodです!

 

また、近年のドラマでは定番になりつつある「フェミニズム」や「SNS」といった課題もストーリーに落とし込んでおり、キャットが「セクシュアリティ」を探求し始める点も含めて、非常に現代的。

ミレニアル世代に限らず、同じような境遇にある若者たちからは、きっと支持を得られるでしょう。

そして、ファッション誌編集部を舞台にしながら、政治も扱うというのはなかなか新しい。

現代社会を反映しつつ、薄っぺらではないポジティブなメッセージを発信する本作は、一般的な"ガールズドラマ"とは一線を画した 評価すべき作品だと思います。

 

そしてもう一つ、劇中の雑誌「スカーレット」はただのファッション誌ではなく、かなり赤裸々な「性」のネタを扱っています。

というのも、スカーレットのベースは、米コスモポリタン誌。アメリカでは女性のバイブル的存在で、日本では2005年に廃刊され、2016年にウェブサイトとして復活しましたね。

余談ですが、私が大好きな70年代を舞台にしたシットコム『ザット 70's ショー』では、母親世代からティーンエイジャーまで(時に男性キャラも笑)「Cosmo!」と言いながら熟読していたのを覚えています(笑)。それぐらい、長年女性たちから支持されてる雑誌です。

内容は少し過激にも思えますが、劇中でジェンが「助けてほしいときアドバイスをくれる姉のような存在」と例えていたように、女性が必要とする情報を網羅している雑誌なんだ、と改めて学習しました。

下品という印象を持っていた人がいれば、少し見方が変わると思います。(ジェンもセックスの記事が自分のブランドになるのはいやと言ってましたしね。)

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軽く楽しく見られるし、今後の展開も期待できそう。(なんといっても、シーズン3の放送も決定してますし。)

ミレニアル世代前半でキャリアアップを目指している女性なら、ドンピシャで共感できる部分が多いと思います。

ありきたりな言い方ですが、元気をもらえる、オシャレをしたくなる、そしてBoldになりたくなる、是非とも女性にオススメしたいドラマです。

来週も楽しみ!